脳腫瘍と余命について

転移性脳腫瘍の場合

脳腫瘍において余命とは、発症した脳腫瘍が、良性・悪性・原発性・転移性かによって変わってきます。

転移性脳腫瘍の場合では悪性となり、平均的な余命は約6カ月と言われていますが、手術や放射線治療、化学療法等で余命が6カ月より延びる見込みがある場合には積極的治療が行なわれます。

しかし、延命見込みが難しく余命が6カ月満たないことが明らかな場合には、緩和療法が選択されることになります。

緩和療法とは、根治を目指す積極的治療とは異なり、患者さんが感じている不快症状(痛み、めまい等)を取り除くことを目的とした治療です。

なるべく生活の質を落とさずに、余命を暮らすための治療になります。
 
スポンサードリンク

原発性脳腫瘍の場合

原発性脳腫瘍の場合、良性腫瘍と悪性腫瘍の場合があります。

良性腫瘍の場合、手術にて腫瘍を全て切除することができれば完治となります。

しかし、稀にですが良性腫瘍から悪性に変異することがあります。

脳腫瘍,余命悪性の腫瘍の場合は基本的に予後不良となることが多くなり、効果の高い治療法を組み合わせて治療を進めて行きます。

脳腫瘍にはグレードと呼ばれる悪性度の指針があります。

進行の速さや治療の可否等も加味してⅠ~Ⅳに分類されます。グレードⅠが最も軽くグレードⅣが最も悪性度が高くなります。

グレードⅠは、ほとんどが良性の腫瘍で余命は健康な人とそれほど変わりません。

グレードⅡは腫瘍の成長はゆっくりですが、周辺組織に浸潤していく性質を持つため、手術は難しく完治は困難なケースもあります。余命は10年以上と予測されます。

グレードⅢは腫瘍の成長が速い悪性の腫瘍です。余命は10年未満と予測されます。

グレードⅣは腫瘍の成長が非常に速く、悪性度も非常に高い悪性の腫瘍です。余命は1年以内と宣告されることが多くなります。
 

スポンサードリンク