脳腫瘍の手術

脳腫瘍の治療では、外科的手術が最も基本的な治療法となります。

脳腫瘍,手術脳腫瘍は良性・悪性を問わず、手術できる大きさや状態であれば切除することで、脳へのダメージが少なく抑えられるからです。

手術では原発巣だけではなく、転移巣も切除していきます。

手術適応に関してですが、腫瘍が拡散し過ぎてたり、患者さんが手術に耐えられない状態ですと手術適応外となる場合があります。

外科手術を行う前には、「外科手術が成功した時の効果が、その手術が持っている危険性を上回っているか」「外科手術によって、患者の生命予後が改善する可能性が高いか」等を確認し、最終的に手術を実施するかどうかの判断がされます。
 

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脳腫瘍手術の概要

脳腫瘍の外科手術するにあたって、その方法は昔と比べて進歩しています。

現在、ナビゲーションシステムや腫瘍を蛍光色素で光らせて摘出する方法、脳以外からの転移で発生した腫瘍は全摘出が可能となり、完治を目指せるケースが増えてきていますが、腫瘍の位置や大きさ、腫瘍の周囲への浸潤範囲によっては、全摘出は難しくなる場合もあります。

また、脳腫瘍全体でみると5年生存率が約75%となり、とくに良性腫瘍の治療成績は高くなります。

脳腫瘍の手術時間は、症状や腫瘍の状態によって大きく異なり、短いもので約30分、最も長いもので約20時間かかると言われ、長い手術は2日に分けて実施されることもあります。

平均すると6~8時間前後のようです。

また、手術後は患者さんによっては後遺症が残ることもあり、代表的なのがフラつきや吐き気等になり、また、リハビリが必要な後遺症としては、麻痺や痺れ(しびれ)・てんかん等があります。
 

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