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脳腫瘍の術後(後遺症・合併症)

脳には命にかかわる神経や血管も多数集まっているため、手術の際にそれらを傷つけてしまうことは許されません。

たとえそれが少しの傷であっても、場所によっては重大な後遺症が残る恐れがあるからです。

脳腫瘍,術後,リハビリ医師は後遺症を考慮して「手術をしない場合」と「後遺症の可能性があるが脳腫瘍が大きくなるリスク」のどちらを選択するかは慎重に熟考した上での判断になるでしょう。

また、手術で脳を傷つけることによる後遺症だけでなく、脳腫瘍そのものによって引き起こされる後遺症もあります。

手術で腫瘍を取り除いたとしても、それまで腫瘍によって圧迫されていた部分のダメージは変わりません。

例えば、圧迫が原因のふらつきや眩暈、知覚障害、てんかん、体の一部の麻痺等が後遺症として残ることもあります。

また、圧迫を受けた場所によっては、感情の起伏が少なくなったり、理性が失われることがあり、物忘れや記憶障害が起こることもあります。

脳神経は再生が難しいため、これらの後遺症については、それほどに回復は期待できません。

但し、中にはリハビリテーション薬物治療によって回復するケースがあるため、後遺症に気付いたら早めに医師に相談しましょう。
 

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手術による合併症について

開頭手術は非常に大がかりでデリケートな手術になります。

どんなに慎重に手術を行ったとしても、様々な合併症の可能性はあります。

例えば、動脈の一部を損傷したら、脳梗塞を生じる可能性があります。

また、薬アレルギーによるショック症状が起こったり、脳内にがんが散らばる播種と呼ばれる状態になったり(※現在では治療困難で致命的です)、手術前には想定しきれない合併症が起こりうる可能性はゼロではありません。

とくに脳腫瘍が脳の深い箇所に発生している場合、かなり難しい手術になります。

通常、手術に関する合併症の危険性については、病院側から説明と同意の話が必ずあります。
 

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